le jardin de sucre

2006年03月

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たとえば、雪に覆われた冬のスキー場や
海に囲まれた小さな島、
船の定期便が一日に2回くらいしかないような。
そんな場所で過ごす夜はきっと柔らかな軟禁。
少しの不安と疲労感がいつもより
優しく深い場所に記憶の文字を刻んでくれそうな気が
します。

たとえば小さな子供の心に触る時にも
一度、手を戻す小さなためらいとか。
それは無駄ではないそうなのです
道ばたで出会った猫なんかは
ただ、数歩離れた同じ日溜まりから
見つめていられればいいと
思う
キミのポケットにあるサンクチュアリに対してもそう
触れられなくても遠い光の加減で
時々のぞけたらいいと
そんなふうに思う44d760cb.jpg

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